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「家庭画報」2018年2月最新号156~157ページ掲載帯のご紹介

今回ご紹介する帯は家庭画報様の特集“常盤貴子、美の頂点「辻が花」をまとう”にて常盤貴子さんに締めて頂きました「本袋絹式部、若松」です。

この帯はおび弘だけが織っている本袋の綴織りに若松の柄を大胆に配しています。若松紋は芽生えて間もない若い松を紋様化しており、新鮮で若々しいイメージを持たせます。新春はもちろん、様々な祝儀にふさわしい柄といえます。

松の紋様は「老松」「光琳松」「唐松」「笠松」など多岐にわたり、松葉を利用した「松葉紋」、「若松菱」、「松葉散らし」などを含めると膨大な数となります。松は日本の景観を構成するうえにおいて、もっとも大きな働きを担い、同時に神聖視する観念も日本人の心のなかで古くから育まれてきました。これだけ松の紋様が日本で発展したのは中国に比べ、日本ではめでたい樹木の代表として扱われてきたからでもあります。 振り袖、留め袖、袋帯はもちろん能装束、家紋にも多用されています。この時期に締めて頂くのにぴったりの帯といえるでしょう。

帯に関するご質問がありましたらお気軽にメールにてお問い合わせ下さい。

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